「とっておき」をやめる

こんにちは、しんぷる子です。

ご訪問ありがとうございます。

とっておきのもの、ありますか?

私には、あります!

結論

今、この瞬間を楽しもう!

「いずれゴミ」は、切なすぎる!

とっておき

いざという時のために、大切にしまっておくこと。また、そのもの。とっとき。「取って置きのウイスキー」「取って置きのいい話」  goo国語辞書より引用

私にとっての「とっておき」は、これ ↓↓

「波佐見焼のカップ(一真窯)」

このカップ、去年、長崎県の波佐見町で買いました。

波佐見町は、工房がたくさんあり、食器好きにはたまらない町で、人も温かくてご飯も美味しい、大好きな町です。

そんな町で買った、波佐見焼のカップ。

このカップ、職人さんの手彫りで、カンナで一つずつ仕上げているそうです。

光にかざすと、透けるくらいの薄さで、

「ザ・職人技」

デザインの素晴らしさはもちろんですが、白の美しさ、軽さ、手に持った時の感触、さらには、口につけた時の感触も最高です。

「口、ずっとつけてたい」と思えるくらい!

あーもー大好き!!

いずれゴミ

このカップ長崎県から大事に大事に持って帰ってきて、大事に大事に食器棚にしまっていました。

「使うと割れるかもしれない」

「割れたら辛い」

「特別な時にだけ使おう」

普段は、割れても困らないカップを使って、超お気に入りのとっておきのカップは大事に食器棚へ。

昔からそうです。

幼少期、お気に入りのレターセットを使うことができませんでした。

大事に大事にしまってました。

そういえば、そのレターセット、どうなったんだろ?

もう手元にはありません。

実家にもありません。

ということは・・

ゴミになったのかな?

うん、きっとそう。

お気に入りのレターセットは、使われることなく、焼却されたんだ。

なんとも切ない話ですね。

使わなければ、結局ゴミになるんですから。

当時は、「一生このレターセットと一緒にいるんだ!」くらいの気持ちだったのかもしれません。

でも、人は変わります。

年を重ね、環境が変われば、好みも変わります。

「好きだ!」と思えてるうちに、大切に使えば良かったな。

ゴミになるくらいなら。

普段使いへ

とっておきのカップ。

食器棚から出しました。

「とっておき」から「普段使い」へ。

今は、毎日使っています。

使い始めは、「割れたらどうしよう」と、不安でドキドキでしたが、今は・・

「このカップたまらん!好きすぎる!大好き!」

毎日飲み物を飲むのが、すっごく楽しいです。

麦茶を入れてみたり、

「あぁ、素敵すぎる~♪」

コルクのコースターにのせてみたり、

「コルクにも合う~♪」

あじさいのカップカバーをのせてみたり、

「かわいい、かわいすぎる~♪」

終わりに

とにかく幸せです。

不思議なことに、使えば使うほど好きになっています。

とにかく大好き!

きっと私にしか分からない幸福感でしょうが、それでいいですよね。

自分の大好きなものを愛でる時間って、すっごく楽しいです。

もし、割れることがあったとしても、今の時代、買える!

by カエレバ

 

もし生産中止になったとしても、その時はその時です。

好みが変わってるかもしれないし、新しい出逢いがあるかもしれません。

どうなるかも分からない不安にとらわれるより、今、この瞬間を楽しみたい!

心から、そう思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。