昨日、気付いた。
「私、手、握りしめている」
ふと気付いた。
何もやっていない時でも、
私は、手を握りしめている。
無意識にやっている。
思い付く理由は一つ。
指先が冷たいから。
冷たいから、手を握りしめて、
少しでも外気にあたらないように、
少しでも暖をとろうとしている。
でも、どうなんだろ?
ぎゅっと握りしめた方が、
血流悪くなるんじゃないかな?
余計冷たくなるんじゃないかな?
それに、ずっと力を入れていたら、
肩もこるんじゃないかな?
力をぬいてみよう。
手をひらいてみよう。
意識的に、手をひらいてみた。
指先の冷たさは変わらないけど、
肩が少し楽になった。
肩の力がぬけると、
心も少し軽くなった。
これまで、必要以上に、
体に、心に、
力が入っていたんだな。
力が抜けたから分かった。
どのくらい力を入れていたか。
力んだ状態では、
まったく分からなかった。
手をひらこう。
体も心もリラックス。
まだ気付いていないことに、
気付けるかな。