歴史は繰り返される

定期的に、

「ホットケーキ欲」がくる。

無性に、

ホットケーキが食べたくなる。

 

でっっかいホットケーキに、

バターたっっぷりのせて。

 

そのホットケーキ欲が今朝きた。

ホットケーキ作りにいそしむ。

4枚分の材料と書いてあるが、でっっかく1枚に。

甘い香り。

バターの溶ける様。

幸せ。

 

「いただきます」

美味しい!

これこれこれ!

これを食べたかった!

1/3を食べ終えた頃、異変が・・

 

もう満足かも・・

 

2/3を食べ終えた頃、さらなる異変が・・

 

もう食べたくない・・

 

残せばいいのに、残せない。

目の前にあると食べてしまう。

惰性で食べ続け、完食。

 

胃、辛い・・

 

作る前も、食べる前も、

バターたっっぷりのでっっかいホットケーキを、

美味しく完食できると思っていた。

でも、現実は、

後悔だけが残った。

 

これが40歳なのか・・

 

ホットケーキ完食して2時間半経つが、

まだ胃が辛い。

もうやめよう。

でっっかく作るのやめよう。

バターたっっぷりもやめよう。

次は、

1/3の大きさで、バターは適量にしよう。

美味しく完食できる量にしよう。

心に誓いをたてた。

 

でも、私は、知っている。

この誓いの無意味さを。

 

だって、

前回のホットケーキ欲の時も、

同じだった。

前回も、

でっっかいホットケーキに、バターたっっぷりかけて食べた結果、

胃の辛さだけが残った。

後悔した。

そして、誓いをたてた。

次からは、美味しく完食できる量を作ろうと。

それなのに、私は、

今回も、前回同様後悔している。

いや、前回だけじゃないな。

前々回も前々々回も、

食べ過ぎて後悔していたな。

 

断言できる。

次のホットケーキ欲の時も、

私は必ず後悔する。

そして、胃の辛さとともに、再び誓いをたてるのだ。

無意味な誓いを。

 

歴史は繰り返される。