[愛媛のこと]菓子屋 艷(YEN) 三番町店(松山市三番町)

菓子屋 艷(YEN)

(本店は、愛媛県今治市片山/支店情報などは、HP↑からどうぞ)

 

まだ、2種類のプリンしか食べたことがないけれど、

ここのプリンは、想像の斜め上を行っている。

良い意味で、裏切られる。

 

◎ 南瓜(かぼちゃ)焼プリン

この日は、ハロウィン仕様(10月初め頃)。

まずは、カラメルをかけずに一口。

「え?これ、ぷりん?」

驚きから始まる。

かぼちゃの甘味を最大限に引き出したスイーツ。

濃厚、滑らか、しっとり、まったり。

どれだけ形容しても、足りない。

口に入れる度、幸せが広がる。

「カラメルかけずに食べてしまおうかな」

「でも、せっかくだからかけてみようかな」

カラメルを少しだけかけてみる。

「!?!?!?」

「プリンになった!!!」

そして、

「うううううまい!!!」

カラメルの甘味とほろ苦さが、かぼちゃの強烈な甘味と、見事にマッチ。

一気に増す、プリン感。

「なんで、こうなるの!?」

結局、カラメルを全てかける。

全てのカラメルをかけても負けない、かぼちゃの旨味。

カラメルなしでも絶品。

カラメルありでも絶品。

2度の驚きと2度の幸せをくれる、絶品プリン。

 

◎ 栗(まろん)プリン

ミルク感たっぷりの、まったりプリン。

上品な甘さに、スプーンがすすむ。

とにかく滑らかで、口に入れた時のしっとり感もたまらない。

ずっと口に入れておきたい。

そして、栗。

「はいはーい!栗でーす!栗ですよー!」

というような強い主張はないけれど、

しっかりとした存在感で、そこにいる。

優しい栗の旨味がつまっている。

絶妙なバランス。

 

想像の斜め上を行くプリン。

良い意味で裏切ってくるプリン。

驚きと感動をくれるプリン。

プリンの世界観が広がるプリン。

「次は、どのプリンにしようかな」

「プリン以外も気になるな」

すっかり虜。