New Style は、そこそこ

ネットでレシピを検索していると、

「手の込んだ色鮮やなおしゃれ料理」

が目に入ってきます。

「すごい」

「お店みたい」

で終わればいいのに、

そこで終われないのが、

私という生き物で・・

「もっと頑張らないといけない」

「もっとおしゃれに」

「もっと色鮮やかに」

「もっと・・」

「もっと・・」

「もっと・・」

待っているのは、

もっと地獄

 

ちなみに、夫に何か言われたことはありません。

「作ってくれるだけでありがたい」

が、夫のスタイル。

それなのに、

「自分で自分を追い込み、潰れていく」

そう、これが、

Simpleko’s Style

 

1~2年くらい前、

「私は私でいいんじゃない?」

やっと気付きました。

あくまで私が作るのは家庭料理です。

「私と夫が、そこそこ満足できたらいいんじゃない?」と。

「美味しいおしゃれ料理は、プロにおまかせしましょう」と。

 

料理は、ほぼ毎日です。

このままいけば、数十年は料理をし続けることになります。

これから数十年、ほぼ毎日、料理・・

気負ってたら、

無理です。

続きません。

倒れます。

 

今は、

「そこそこで充分」

「私が作りたい時に、作りたいものを作ろう」

「作りたくなければ、作らない選択もしよう」

こんな感じでやっています。

 

昔は、自分が作る料理に自信がなく、恐々食卓に出していましたが、

今は、自分で作る「そこそこ家庭料理」が好きです。

自画自賛もよくしています(笑)

「絶品料理できた!天才!!」

絶妙にまずい料理が出来ても、

「これ、まっずいの!食べてみて!面白いから!」

笑顔で食卓に出しています。

 

自分と誰かを比較することをやめ、

視点や考え方が変わったことで、

肩の力が抜けて、心に余裕ができたんでしょうか。

昔より、料理が楽しいです。

 

時々、昔の私がヒョコっと顔を出してくることもありますが、

「私らしく、そこそこに」

今は、これを大事にしています。

そう、これが、

Simpleko’s New Style