喜ぶ準備と悲しむ準備、両方しておこうと思います

昨日放送していた、所さんの笑ってコラえて。

初心者ディレクター限定 長距離バス一期一会の旅 エピソード1に出ていた女性の言葉。

「喜ぶ準備と悲しむ準備、両方しておこうと思います」

(確かこんな感じ)

ダンスオーディションを受けて、後は結果を待つのみ!になった時の女性の言葉。

努力を重ね、全力で挑んだオーディション。

その様は、清々しく美しかった。

 

「そうか!準備しておけばいいのか!しかも、両方!」

その女性の言葉が、心に強く響いた。

 

こんなことってないですか?

結果を待つしかないのに、

今さら何をしようと結果は変わらないのに、

あーだこーだ考えてしまう。

良い結果が出なかったらどうしよう・・

ひどく落ち込んでみたり、

良い結果が出る気がする♪

期待で胸を膨らませたり。

と思いきや、

期待しすぎたら、残念な結果の時、すごく辛くなるから、期待しすぎないようにしないと・・

期待しすぎたことを反省したり。

あーでもない。

こーでもない。

どうしよう。

どうしよう。

心の中が、ジェットコースター&堂々巡り状態になること。

私にとっては日常茶飯事で、

結果を待つだけの時間が、昔からすごく苦手でストレスだった。

 

「喜ぶ準備と悲しむ準備、両方しておこうと思います」

この言葉、目から鱗だった。

「私に必要なのは、準備だったんだ」

結果は2択。

「良い結果」か「残念な結果」か。

それならば、

良い結果の時は、どう喜ぶか。

残念な結果の時は、どう悲しむか。

これを考えておく。

結果は、時がくるまで絶対に分からない。

でも、「良い結果」か「悪い結果」のどちらかは必ずくる。

必ずくることに対して、準備をする。

どうなるか分からない結果のことばかり考えながら結果を待つか、

必ずくる結果(2択)に準備をして結果を待つか。

同じ「待つ」でも、質が全く違う。

 

私は、今、結果を待っていることがある。

もれなく、心の中がジェットコースター&堂々巡り状態だったが、

「喜ぶ準備と悲しむ準備、両方しておこうと思います」

この言葉に出逢ってから、考え方が変わった。

今は、必ずくる結果(2択)に対して考えている。

良い結果だったら、お祝いに何を食べるか。

残念な結果だったら、元気になるために何を食べるか。

(食べることしか考えてない(笑))

生まれて初めてだ。

待っている時間、心が軽いのは。

(むしろ、何を食べるか考えるのが楽しいくらい(笑))

 

何度も後悔してきた。

結果が出た後、

考えても分からないことを、なぜあんなに考えこんでしまったのだろう・・

また不毛な時間を過ごしてしまった・・と。

諦めていた。

仕方がない・・

そういう性格なんだから・・

今はそういう時期だと耐えるしかないのだから・・と。

でも、性格じゃなかった。

ただ単に、方法(考え方)を知らないだけだった。

 

「喜ぶ準備と悲しむ準備、両方しておこうと思います」

言葉は、「誰の言葉か」がすごく大事だと思っている。

テレビで見た女性は、知らない人だ。

でも、全力で何かにうちこむ姿や、表情や言葉遣いに惹かれた。

知らない人だけど、

美しいと感じた。

だからこそ、この女性の言葉が心に響いたのだ。

誰の言葉でもいいのではない。

美しいと感じた人の言葉だからだ。

 

たまたまチャンネルを変えていて、

「所さんのやってるなー」

呑気に見ていただけ。

「やっぱりこの番組面白いなー」

へらへら笑っていただけ。

それだけなのに、

まさか、大きい悩みが解決するなんて。

なんだろ・・

超得した気分(笑)

人生何が起きるか分からないですね。