妥協と妥当。
似て非なるもの。
だきょう【妥協】
対立していた者の一方が他方に、あるいは双方が譲ることで意見をまとめること。 「適当なところで-する」
だとう【妥当】
物事の実情などによくあてはまっていること。考え方や処理の仕方に無理なところがなく適切であること。また、そのさま。 「 -な判断」 「 -な線」 「それに-する例が思いつかない」
昔読んだ本に書いてました。
妥協と妥当は違うと。
何か決断する時、妥協するのではなく、妥当かどうかを大事にしましょうと。
社会では、妥協(おりあいをつける,譲り合う)が必要な時もあります。
でも、個人的なことならば。
例えば、洋服などの買い物ならば、
「とりあえず、これでいっか(妥協)」はしたくない。
条件を譲りたくはない。
「これがいい(妥当)」がいい。
使い方が合っているのかは分かりませんが、買い物する時、よく考えています。
この品物は、「妥協」か「妥当」か。
昔は、妥協品を多く買っていました。
特にバーゲンで。
「安いし、使えそうだし、とりあえず買っておこう」
本当に必要なものなのか考えることなく、ただただ勢いで。
それはそれで楽しかったし、良い思い出ではありますが、
そうやって手に入れた物は、ほぼ日の目を見ることはありませでした。
「とりあえず」で買ったものに、あまり良い記憶はありません。
中には、第一線で活躍できたものもありましたが、極極一部です。
タンスの肥やしになって、罪悪感に苛まれながら捨てていったものの方が、
確実に多かったです。
どれだけのお金を捨ててきたのだろう。
今でも、買い物で失敗することもあります。
でも、「妥協」か「妥当」かは、しっかり考えるようにしてます。
この2つの言葉を知ってから、お金の使い方も変わってきました。
なんて本だったかな。
かれこれ昔に読んだので、題名はもう覚えてはいませんが、
「妥協」と「妥当」
この2つの言葉は、今でもしっかりと記憶に残っています。
同じ「妥」がついても、「協」と「当」で意味が違ってくる。
これからも、臨機応変に「妥協」と「妥当」を見極めながら、暮らしていきます。