数時間前に学んだこと。
- 止血大事
- 痛みと出血量は比例しない
数時間前、包丁で指を切った。
あまり痛くなかったので、絆創膏3枚巻いて、料理を続けた。
「あれ?この赤いの何?」
しばらくして気付いた。
赤いものが、いたるところに付いている。
「血だ・・」
指を見ると、出血していた。
絆創膏3枚でも抑えられないくらいの出血。
「あまり痛くなかったのに・・」
「こんなに血が出るとは・・」
痛みが少なかったから、油断していた。
血がついた場所を、探して拭く。探して拭く。探して拭く。
タオルやエプロンにもついていたので、もう1度洗濯機を回す。
そうこうしていたら、朝御飯、1時間半も遅れた。
「こんなはずじゃなかったのに・・」
後悔だけが残った。
「切った直後に、きちんと止血していれば・・」
「油断するんじゃなかった・・」
今、学んでいること。
- 痛みは増す
- 最初が肝心
時間が経つにつれ、傷口がズキズキ。
出血も止まっていない。
患部を見ると、思ってた以上にザックリ切れている。
切った直後、あまり痛くないのをいいことに、水回りの家事を続けていた。
「こんなに切れているのに、あまり痛くないなんて、私、上手く切ったなー」
なんて呑気に考えながら。
じわじわ痛みが増している。
「最初にきちんと処置して、患部を労わっていれば・・」
「もっと早く血が止まって、痛み方も変わってたんじゃ・・」
後悔している。
いっぱい料理するつもりだった。
何を作るか計画もしていた。
「今日は、なるべく、手を濡らさないようにしよう」
延期に。
スーパーにも行く予定だった。
「消毒液、絶対染みる・・絶対痛い・・」
延期に。
最後に、もう一つ学んだこと。
もしかしたら、これが、一番の学びかもしれない。
- 包丁の下に、指を入れない
そもそも、包丁の下に指を入れなければ、こんなことになっていない。
朝御飯も予定の時間に食べれていたし、
痛い思い、不自由な思いをしなくて良かった。
- 包丁の下に、指を入れない
うん、これが一番の学びだ。
「何歳になっても、学ぶことはある」
指の痛みとともに学んだ。
忘れまい。