インスタントカメラ → デジタルカメラ → スマホのカメラ
「残り何枚撮れるか」なんて気にしなくなった。
「失敗しないように」なんて考えなくなった。
「とりあえず撮って、後で整理しよう」になった。
いつでもどこで何枚でも気軽に写真が撮れるようになった。
すごく便利で楽しい時代になったが、
便利になればなるほど、撮影枚数が莫大に増えていく。
「いつでもどこでも何枚でも」というのが意外と曲者。
少し前から、パソコン内にある写真の整理を始めている。
見やすいようにフォルダ作って、題名付けて。
いらない写真は削除して。
パソコン内にあるのは、デジタルカメラ時代の写真だが、
なかなかの量。
目がだんだん疲れてくる。
「また明日にしよ・・」
あと何日かかるだろう。
そして、パソコン内の写真が終わったら、今度は、
スマホ。
スマホ・・
気が重い・・
スマホで写真を撮り始めてから、撮影枚数が莫大に増えた。
「終わるだろうか・・」
終わる気がしないが、始めないと、終わりは一生来ない。
写真の整理を始めて気付いたこと。
「写真の整理は、撮影直後にやった方がいいな」
その場で、必要不必要のチェック。
比較的枚数が少ない内に、チェック。
後に回せば回すほど、枚数が増えれば増えるほど、面倒になる。
後に回せば回すほど、
「こんなとこ行ったなー 懐かしいなー」
思い出の写真に見入ってしまい、作業の手がとまってしまう。
後回しにしてしまう最大の原因は、データとして残せるからだろう。
インスタントカメラ時代と違って、印刷しなくても、いつでもパソコンやスマホで写真を見られる。
データとしてサーバー上に残せるので、モノも増えないし、家の中も散らからない。
これからも写真は撮り続ける。
ただ、これからは、
なるべく、その日の内に整理をしよう。
自分のために。